ホーム学校法人大恵会 (認定)うつのみやこども園 石川幼稚園 東うつのみや保育園 > 2017平成29年度冬発行  恵友新聞  園長

学校法人大恵会 (認定)うつのみやこども園 石川幼稚園 東うつのみや保育園

一人一人が輝いて一人一人が主人公!

更新日:2018年06月18日06:21:44

2017平成29年度冬発行  恵友新聞  園長

【保育を考える】

                                    石川幼稚園長  野 恵子

  今年度、宇都宮地区の幼稚園等で新規採用された教員の研修会が、十月二十四日に本園で開催されました。

  当日の公開保育に向けて、教育計画や各学年の発達段階、クラスの実態等を考慮し、日案を作成しました。一人一作品を手順よく指導して作り上げることから、数人のグループで作り上げる集団製作へ、さらに作った物を活用してのごっこ遊び、クラスの友達や異学年との交流へと活動の幅を広げました。

  従来の活動を見直し、新たな内容の開発にも取り組みました。活動のねらいと教師の願い、子ども達の予想される反応や取り組みへの対応とその支援、材料の収集や環境設定等々学年の主任を中心に試行錯誤しながら準備を進めました。

  新教育要領の謳う幼稚園教育において育みたい資質・能力は、豊かな体験を通した知識及び技能や思考力、判断力、表現力等の基礎、学びに向かう力や人間性等です。新採の先生方へ、それらのよりよい提案となるようにとの公開でした。
  それは取りも直さず本園の全ての教員にとって、これまでの保育を見直す良い機会となりました。

  子ども達は、限られた時間の中で、夢中になって友達と対話しながら、材料を選択し、また作業の分担をし、折り合いを付けながら課題に取り組んでいました。
  一人一人の創意工夫が光る個性豊かな作品や友達と知恵を出し合う自由で伸び伸びした活動の姿を確認することができました。

  その後の保育研究会では、子ども達の人の話を聞く姿勢の良さや相互に認め励まし合う姿を称賛する感想をいただき、本園の保育に自信を深めたところです。

  今後も、子ども達の可能性を見出し伸ばす保育の在り方を考え、実践していきたいと思います。

これから何が始まるのかなぁ?

手作り衣装でファッションショー