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立正幼稚園

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更新日:2012年02月27日19:38:07

2月27日(月)  小波跳び

毎週月曜日は「体育指導」があります。
本日も体育講師の神先生が元気に幼稚園にいらしてくださいました。本日は、どの学年も「なわとび」を行いました。
年少組、年中組のお友だちは、へび跳びから始まり、小波や回旋くぐり抜けの指導を受けました。
年長組のお友だちは、自分たちの短縄で前跳びを行い、後ろ跳びやあやとびにも挑戦しました。


朝のお外遊びでも、先生と大縄をしています。
短縄に、ノーマル→後ろ跳び→あやとび→二重跳び→あや二重跳びなど、練習していく上で段階があるのと同じように、お外遊びの大縄でも、ある程度の順序があります。
年少組のお友だちは初め、へび跳びで「足を揃えて大きくジャンプする」練習をし、次の段階は「小波」になります。足元に来た縄を跳び越え、また戻ってきた縄をジャンプします。それを繰り返していくうちに、段々とテンポが速くなり、いつのまにか小波が跳べるようになっています。トムソーヤーのような冒険好きでない限り、その次にようやく「ふつう跳び」に挑戦となります。


しかしながら、100回を超える「ながなわチャンピオン」は小波よりもふつう跳びの方が多いです。
小波は、左右に眼を配り、縄が戻ってきたのを見計らってジャンプしなくてはなりません。
ふつう跳びは、リズムをつかめば小波よりも回数を跳ぶのは楽なのかも知れません。慣れた子は、お友だちや先生とお話ししたり、よそ見をしながら跳んでいます。実を言うと、小波は回すの非常に神経を使います。なるべく左右対称に同じテンポで真ん中に戻ってくるように努めていますが、お友だちが段々と横に進んで行ったり、周りの子に目を配ると、なかなかリズムが一定になりません。なので、小波をリクエストされると、一度呼吸を整えて集中してから行う様にしています。小波は、先生泣かせの種目ですね。


順番待ちの時に、年中や年長のお兄さん・お姉さんが上手に跳んでいるのを研究したり、自分も跳べるようになりたいといった表情で見ている子は、目に見えて上達していきます。「好きこそものの上手なれ」と言いますように、子ども達は、自分たちの興味がある事に関して、目まぐるしく上達し、大きく成長を遂げます。子どもたちが関心を持ち、大縄が好きになるように、回す際は「郵便屋さん」や「ポケモン跳び」をするなど、見ているお友だちも順番を待っているお友だちもみんなで楽しく行うことを心がけています。本日も、お友だちの楽しい声につられて、他のお友だちも集まってきてくれました。大縄だけでなく、その他の遊びや保育の中でも、常日頃から楽しく興味を持って取り組めるよう、心がけて参ります。


さて、話は戻りまして「体育指導」です。年長組は「たんなわ」の後に男女対抗でドッジボールを行いました。初めは男の子が強く、女の子がストレート負けと思われましたが、ギリギリのところで女の子が持ち返し、逆転勝利となりました。うめ組さんもばら組さんもほとんど同じゲーム展開だというので驚きました。偶然なのか必然なのか、これが世に言う「肉食女子」と「草食男子」はたまた「ロールキャベツ男子」の縮図なのでしょうか。冗談はさておき、来週の体育指導で各クラスいくつかのグループに分かれ「ドッジボール大会」を行いますので、そちらの結果も報告して参りたいと思います。乞うご期待ください。