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  7月12日(木)  お施餓鬼について


  今月の16日は、幼稚園の下のお寺でお施餓鬼がございます。
  
お施餓鬼のいわれ

「目蓮尊者のおはなし」

遠い昔、インド国、祇園精舎に、目蓮という僧がいました。「お釈迦様の十大弟子」に数えられる偉いお坊さまです。
ある日、目蓮は今は亡き母が、どの世界に生まれ変わったのか知りたくなり、お釈迦様のお弟子の中でも「神通第一」とうたわれた
目蓮です。どんな世界でも見通すことのできる智慧の眼をもって、母の姿を探しました。

しかし、天界には母の姿はなく人間界を見ても姿はありませんでした。目蓮は、仕方なく餓鬼道を見るとそこには、骨と皮だけに
やせ衰えた母がおりました。

目蓮は、急いで餓鬼界に下りていって、食事を差し上げました。しかし、母が食べようとするやいなや、それは火と化し、
どうしても食べることができません。

目蓮は、涙がこぼれました。愛する母がこんなに変わり果てた餓鬼の姿になっていたとは、、、。

目蓮は、地上に戻り、お釈迦様に相談しました。

「目蓮よ、あなたがどんなに優れていようとも、それで、母を救うことはできません。7月15日お坊さんの雨期の修行が終わる日に、大勢の僧たちに供養するがよい。そして、お経を読んでもらうのだ。そうすれば、あなたの母ばかりでなく、餓鬼の世界の多くの人たちが救われるでしょう」

目蓮は、お釈迦様の教えに従い、7月15日に供養の法会を催しました。その功徳により、目蓮の母ばかりでなく、多くの人々が天上界に生まれ変わることができました。


そのようなお話から、お寺では毎年7月16日には皆さんに「おうどん」の供養を長年行っております。

お時間ございましたら、是非ともお越し願います。



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