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立正幼稚園

やさしい心 たくましい体 すなおに育つこどもたち

更新日:2012年12月13日16:14:01

12月11日(火)  お餅つき当日

本日は、お天気にも恵まれ、晴天の青空のもと成道会(じょうどうえ)の「おもちつき」を行いました。
母の会のお手伝いの皆様を始め、お餅をついてくださったお父様方、多くの方々に多大なるご協力を賜り誠にありがとうございました。未就園児のお友だちやご近所の皆様にもお越し頂き、子ども達やお父さま・お母さまの掛け声とお餅をつく音、暖かないい匂いの湯気で溢れた園庭は活気に満ちていました。

【お餅つきの順序】
@一晩お水につけておいたもち米をせいろで蒸す。
A1つ目の臼でお父様方にお餅をついていただく。
B2つ目の臼に移動し、お友だちがお餅をつき、仕上げる。
C大福または磯部・黄な粉餅のサイズに合わせてお餅をカットする。
D大福用のお餅にの真ん中にあんこを入れて包む。
E磯部・黄な粉餅に愛情を込めて味付けする。

お友だちは「お餅つき」と「大福作り」のお仕事をしました。
お餅をつく時は、「おもちつきのおうた」を皆で歌いながら、大きな杵を持って順番に行いました。
大福作りは、赤・白どちらか1つを作りました。餅とり粉をパタパタと手に付けて、お餅を伸ばしてあんこをそっと包みました。事前に粘土で練習していた甲斐もあり、あんこが漏れることもありませんでした。もう1色はお母様に作って頂き、「紅白」2つの大福を持ち帰っています。どちらかがお子様の作った大福ですので、何色を作ったか聞いてみてください。

せいろの周りに集まって、園長先生にもち米からお餅になるまでの流れを説明して頂き、お餅になる前のもち米を試食しました。お米ともお餅とも違う触感で、とっても美味しかったようです。

お父さんの臼の周りに集まって、みんなで応援もしました。お父さんは、重たくて大きな臼を高く持ち上げてお餅をついていました。力持ちのお父さんを憧れの眼差しで見つめ、声援を送っていました。


本日は「成道会」に際して、祭壇につきたてのお餅と牛乳をお供えし、「献灯献花」を行いました。

【成道会】
昔、インドのあるお城に王子様が生まれました。王子様は「みんなが幸せになるためにはそうすればようのだろう」と考えるようになりました。お城を出て遠くへ行き、何年間もいろいろな修行をしましたが、体が疲れるばかりでした。村の娘から牛乳をもらって元気になった王子様は、菩提樹の木の下に座って、何日も静かに考えました。12月8日の夜明け、空に大きな星が1つ輝く頃、とうとう皆が幸せになる道に気付かれました。この日を「おさとりの日=成道会」と言い、王子様はお釈迦様と呼ばれるようになりました。