小山市役所　建設部　都市計画課

更新日：2003年02月27日18：18：35

小山・栃木都市計画区域

都市計画とは

  都市計画とは、都市の健全なる発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備および市街地開発事業に関する計画で、その内容として、市街化区域および市街化調整区域に関する計画、地域地区に関する計画、都市施設に関する計画、市街地開発事業に関する計画などがあります。
  この基本となるものが都市計画法で、現在の都市計画法は「健康で文化的な都市生活と機能的な都市活動を確保すること」さらにこのためには「適正な制限のもとに土地の合理的利用が図られるべきこと」を基本理念として昭和44年に施行されました。
  そして、都市計画の実現は、土地造成や建築物の建築などを規制する都市計画制限（開発許可制度、建築制限）、道路や公園の都市施設の整備、土地区画整理事業の実施（都市計画事業）により行われることとなっています。
◆都市計画法の基本理念◆
①農林漁業との健全な調和
②健康で文化的な都市生活と機能的な都市活動の確保
③適正な制限にもとづく土地の合理的な利用

都市計画決定

  都市計画は、まず一体の都市として総合的に整備し、開発し、または保全する必要がある区域を都市計画区域として指定することから始まります。そして、この都市計画区域に各種の都市計画が定められ、土地利用の規制、都市計画事業の実施などが進められるのです。
  都市計画は、広域的な視点から決定すべき事項に関しては都道府県知事が、その他は市町村長が定めることとなっています。
  また、都市計画はその上位計画である国土計画や地方計画との整合が要求され、道路、鉄道、河川などの施設に関する国の計画に適合しなければなりません。さらに、都道府県知事が定めた都市計画に適合しなければならず、同時に、平成4年の法改正により創設された「市町村の都市計画に関する基本的な方針」いわゆる市町村都市計画マスタープランに即したものでなくてはなりません。
  一方、住民の意見を都市計画に反映させるため、公聴会の開催、都市計画の案の縦覧、意見書の提出およびその処理などが、都市計画法に規定されており、都市計画の決定にあたっては都市計画の種類により、第三者的機関である市町村都市計画審議会または、都道府県都市計画審議会の議を経ることとなっています。

都市計画マスタープラン

都市の望ましい将来像を都市整備の目標として明確化し、個々の都市づくりの施策を総合的かつ体系的に展開していくため、平成4年の都市計画法の改正により創設された「市町村の都市計画に関する基本的な方針」に基づくものであり、市民の方々の意見を反映させて、市が主体となって定める都市計画に関する基本的な方針です。
平成14年～15年度でマスタープランの素案を作成し、今後市民の皆様のご意見をうかがい、その内容を十分に検討した上で平成16年度に小山市の都市計画マスタープランとして決定する予定です。

小山市の都市計画

  小山市の都市計画は、昭和15年9月14日旧都市計画法の適用を受け、昭和18年小山都市計画区域が指定されたのに始まり、その後幾多の変更追加を行いました。昭和45年8月4日に、小山、栃木の両市を中心に、都賀町、大平町、岩舟町、藤岡町、野木町、国分寺町、南河内町の2市7町による広域的都市計画区域を、「小山・栃木都市計画区域」として決定しています。
  また、昭和48年9月2日付けで首都圏整備法に基づく都市開発区域に、昭和56年には三全総に基づく地方生活圏中心都市に指定されました。
  昭和45年に市街化区域および市街化調整区域を決定し、昭和48年に新都市計画法に基づく用途地域を決定しましたが、その後の都市計画法の改正や市勢の変化により何度か変更して現在にいたっています。
  その他、地域的な特別の目的からする土地利用の増進、現況の保護を図るために2つの特別用途地区を定めています。  道路、公園、下水道等の都市施設も円滑な都市活動を確保し、良好な都市環境を保持するため、必要な施設が決定され、事業を推進しています。
  土地区画整理事業等の市街地開発事業についても、都市の拡大にあわせて都市計画決定を行い、面的な整備事業を図っています。（詳しくは「土地利用」の項参照）

業種	市役所
住所	栃木県小山市中央町１丁目１－１
電話番号	0285-22-9201
FAX	0285-22-9270
営業時間	08:30～17:15
休日	土曜・日曜・祝日、会社カレンダーによる
ホームページ	https://www.city.oyama.tochigi.jp/
最寄駅	小山駅08分（徒歩）