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高萩市商工会

更新日:2009年08月14日09:26:40

もちろん故郷はありがたきかな・・・・なんだけど

ふるさとへ、ふるさとへお盆の帰省ラッシュが始まり、普段閑散としている我が故郷高萩も他県ナンバーや見知らぬ人たちが結構動いていて、高萩まつり以来の賑わいを感じた・・・・いやいや大変良いことである。
ところで、例の高速道路どこまで行っても1,000円は、帰省と重なり高速道路という名称を外したほうがいいんではないかというくらい渋滞を起こしたようだ。
昨日13日、日立の知人が高萩に来ようと日立南太田インターから乗ったところ、渋滞で入口から本線に乗り入れができず、やっとのことで乗ったと思ったら時速5〜20位のスピードしか出せなかったようだ。
通常30分程度で来られる高萩まで1時間40分近くを要したということで一般道を走ったほうが良かったとぼやいていた。
ところで高速道の料金をタダにしちゃおうと考えている方々がいる。
ま、なんでもタダはありがたいが、遠くの目的地まで必要があって移動するために高速を使うのであるから、少しはそのぶんお金を払いますよというのは国民みんなが思っていることではないのか。
タダにしちゃうと様々な心配事が多くなる。
まず高速道の渋滞である。それから大きな事故が多くなる。
車のCO2が増えてエコロジーに反する。
それでなくとも車の量が増えれば道路は痛む、いままで何割か道路の使用者が料金の中から負担していた整備費を国民全体が税金で負担することになる。
今の道路のための借金をこれまた道路を使わない国民全体に負担がかかる。
経済効果が高くなると言っているが、観光地にしたって交通体系にしたってメリット、デメリットは当然ついてくるもので、もろ手を挙げて喜んでいる所ばかりではない。
必要があって、高速を利用する人たちは、すべてタダでいいとは思っていないはずだ。
今の半額だって助かるのにタダだなんていきなり公言して後で間違いですなんて訂正することがあれば、それこそ批判の集中砲火を浴びるだろう。何事も「ほどほど」ですよ。                                                          増著