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立正幼稚園

やさしい心 たくましい体 すなおに育つこどもたち

更新日:2011年06月29日18:06:15

お話

  毎朝、朝のマイク放送で、お話の読み聞かせをしております。絵本や紙芝居を見るのとは違い、耳で聞くだけですので、登場人物や描写を自分の頭の中に思い浮かべることになります。そうすることにより、想像力が養われ、人の話を聞けるお友だちになると考えております。

  本日は、『ジャックと豆の木』のお話でした。「読み聞かせ」と言いましても、園長先生やかいり先生は絵本を見ずにマイクに向かってお話しをしています。子ども達の反応を見ながら問いかけをし、効果音を使うなど色々な工夫をして、お話ししてくれます。
  今日のお話では、ジャックが寝ている大男の前で音を立ててしまった際、大男が立正幼稚園のお友だちに「今のは何の音?」と尋ねました。お話を何度か聞いたことのある年中さんや年長組のお友だちは、すかさず「ネコだよ!」と答えてくれます。大男は「なんだネコか、じゃあもう一休み」と再び眠りにつき、おかげで主人公は大男に見つからず豆の木までたどり着くことができました。ジャックに「おかげで助かったよ」と言われると、嬉しそうに放送に耳を傾けていました。ちゅうりっぷ組のお友だちもだんだんと受け答えをしてくれるようになることでしょう。

  他にも『赤ずきんちゃん』や『七匹の子やぎ』『北風と太陽』『三匹のこぶた』など、様々なお話を読み聞かせしております。最近の一番人気は『おむすびころりん』です。「おむすびころりんすっとんとん♪」というフレーズが好きなようで、「おじいさんころりんすっとんとん♪」というところで、いつも笑い声が聞こえてきます。私が幼稚園にいたころから、朝のマイク放送がありました。毎日、今日は何のお話だろうと楽しみにしていたのを覚えています。立正幼稚園のお友だちも、毎朝のこの時間を楽しみにしてくれるよう、努力してまいりたいと思います。