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立正幼稚園

やさしい心 たくましい体 すなおに育つこどもたち

更新日:2011年10月27日18:14:10

10月25日(火)  お芋掘り

    本日は、待ちに待った「お芋掘りの日」です。幼稚園のお友だちは、体操着に着替えて朝から張り切っていました。年少中組のお友だちは園舎裏の畑、年長組のお友だちはダルメシアンバスの駐車場の隣の畑まで行きお芋を掘りました。靴が汚れないよう運動靴にビニール袋を履かせ、準備万端です。

    畝の間にしゃがみ、先生のお話を聞いたら、いよいよお芋を探します。葉や長い「つる」や切ってありますので、土の中からちょこっと出た根元をギュッと掴んで「うんとこしょ、どっこいしょ」と引っ張ります。まさに「芋づる」とはこのことで、上手に引っ張ると2つ3つのお芋がくっついてきます。お芋が大きくて重たい場合は、根元でちぎれてしまいますので、そっと周りの土を掘ってお芋を引っ張ります。大人の手のひらサイズのお芋が沢山採れました。お芋が採れると「先生、見て」と大興奮で教えてくれました。

    畑の土は、園庭やお砂場の土とはまた違った感触で、サツマイモのベッドみたいにふわふわしていました。ベッドには、幼虫さんもお眠りしていましたが、少し移動してもらって、一生懸命お芋探しをしました。お芋を収穫するまでに、畑を耕し、畝を作り、苗を植え、お水をあげ、雑草を取り、つる返しをして、つるを切り、お芋を掘りと沢山のお仕事がありました。普段自分たちが口にしているお野菜やお米が、農家の方々によってどのように育てられているか体験することが出来ました。掘ったお芋は、ご家庭に持ち帰りまして、お家の方にお美味しく調理して頂くことと思います。自分たちが育てたお芋を美味しく頂くことで、食べ物の大切さ、ありがたさを理解する食育につながります。後日、幼稚園でも「焼き芋パーティー」を行い、みんなで美味しく頂く予定です。

    また、サツマイモの苗や葉・つるの色や形・どのように生長しているかも学ぶことができました。後日、お芋掘りを振り返りながら観察画や想画を描くことによって、お芋がどのように植わっていたか、葉っぱがどのように生えていたかを改めて確認してまいります。できるだけ多くの体験をし、多くのことを学び、多くのことに興味を持っていけるよう、日々努めてまいります。畑耕しやお芋掘りの持ち物等、ご協力ありがとうございました。